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わけわからんが面白い というキャッチフレーズの、「ロボット」というインド映画が話題になっている。
インドといえば世界有数の映画大国で、映画が国民の最大の娯楽だという。

ネパールに行ったときに、ふらりと街の映画館に入ったことがある。ネパール語がわかるわけがなく、もちろん字幕なんかないので内容がまったくわからない。というか、内容など最初からなかったのかもしれない。
まず子どもたちの学校の場面から始まり、子ども向けのほのぼの系かなと思いきや、先生と子どもたちがなにやら真剣な様子で語り合っている。突然場面は変わり、山のふもとで大人数が踊りだす。そこからミュージカル風になる。永遠に踊っていた・・ と、ひとりの男が乱入し、アクション系に変わった。
てな具合にほんとにワケわからんかった。耐え切らず途中で出てしまいました。

「ロボット」もこんなような映画なのだろうと思いつつ、でもちょっとだけ見てみたい気もする。


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深夜のラジオから友川かずきの声がしててびっくり。おまけに生唄まで披露してさらにびっくり。久しぶりに聴く友川節炸裂・・ トドを殺すな・・

昔から寝るときは、ボリュームを聴こえるか聴こえないかくらいに絞ったラジオを枕元におき、つけっぱなしにして寝ている。そしてラジオからたくさんの魂に響く歌に出会った。

友川かずき 「生きているって言ってみろ」
河島英五 「てんびんばかり」
野狐禅 「自殺志願者が線路に飛び込むスピードで」
叫ぶ詩人の会 「東京聖夜」

どれもこれもが眠っているはずのぼくの脳を震わせた。

梅雨に突入した。
雨はけっこう好きだ。

夏のたたきつける激しい雨も好きだが、
梅雨のしとしと降る長雨も好きだ。

雨はけっこう好いと思う。

タクシーには 「エコカード」 というものが備え付けられている。
乗車したお客さんが運転手の対応を評価するための、いわゆるアンケート用紙のようなものだ。いい評価もあればもちろん苦情も寄せられる。
あまりタクシーを利用しない人には馴染みのないものだが、よくい知っている人なら、運転手のちょっとした不手際や対応ミスがあると、すかさずそのエコカードに苦情を書き投稿するのだ。

で、タクシー暦5年目にして初めてエコカードをもらった。もちろんいい評価の方だ。
「運転も言葉づかいもていねいで、とても親切にしてもらって感謝しています」 と書かれた、68才の女性から投稿されたものらしい。いつごろの事か書かれていなかったのでまったく心当たりがない。

そういえばぼくは、昔から同年代にはからきしモテないかわりに、お年寄りと子どもにはすこぶる評判がよかった。チップをくれるお客さんも、圧倒的におじいちゃんおばあちゃんが多い。
たぶん、そのエコカードをくれた女性は、車内に掲げられている乗務員証でぼくの名前を確認し記憶し、エコカードを記入し、そして投稿してくれたのだろう。お年寄りにはとても手間のかかるめんどくさいことだ。
タクシードライバーにとってこれほど嬉しくて励みになることはない。

いまや国民的行事になりつつある某アイドルグループの総選挙で、女の子が泣きながら言っていた。「99%つらいことがあっても1%うれしいことがあれば頑張れる」 と。
その1%をもらったような気がする。

前の車を追って!

品川駅港南口のあたりで若い女性があせり気味に乗車してきた。
前の車は小型のマイクロバスで、窓には黒い目隠しがしてあったので、中の様子をうかがうことはできなかった。ぼくは言われるままにその車を追った。付けられていることに気づいているのかどうかわからないが、その車はそんなにスピードは出していなかった。

信号をふたつ越えたあたりで、「前の車はどこへ行くんですか?」 と訊ねると、 「わたしもわからないんですよ・・ このまま行くとどこ方面ですか?」 と、逆に質問された。 「この先のつきあたりを右に行くと横浜方面で、左に行くと都心へ向かいます」 女性は前の車から視線を逸らさずにコクリとうなずいた。

つきあたりの信号が青にかわり、マイクロバスは左に曲がり都心へと向かったので、ぼくもすぐにその後を追った。すると車間が少しあいたその隙をぬって、赤い車体のタクシーがやや強引に割り込んできた。 「たぶんあのタクシーも前の車を追っているんだと思います」 と女性は言った。

そういえば、左車線にはそのマイクロバスを少し前にして、黒いセダンの乗用車がぴたりとくっついて走っている。たぶんその乗用車も追跡中なのだろう。 しばらくのあいだ、赤いタクシーと黒のセダンとぼくの車の3台は、ちょっとした隙をついてはマイクロバスの後ろを取り合うようにして走行を続けた。ぼくがすぐ後ろを走りそのあとに黒のセダンが付き左車線に赤いタクシーが並ぶ。信号が変わると、赤いタクシーがぼくの前に割り込み黒のセダンは左車線に移動する。そうした走行を繰り返していくうちに、いつの間にか3台には不思議な連帯感みたいなものができあがっており、あうんの呼吸でその整隊のローテーションを繰り返した。

「この付近に大きなホテルはありますか」
「はい、外資系の大きなホテルがあります」
「たぶんそこに向かってるんだ思います」

なるほど、マイクロバスは確かにそのホテルへの順路をたどっている様子だった。他の2台も行き先に気づいたのか車間がやや広くなり、さっきまで流れていた緊張感もしだいに薄れていった。

やがて、その外資系ホテルに近づいたマイクロバスはスピードを緩め、左にウインカーを出してホテルへ入っていった。ぼくたち追跡の3台はそれぞれ入り口付近に車を停車した。タクシー2台はお互いの客を降ろし、黒のセダンはしばらくそのままそこで待機していた。

そして、ぼくらはクラクションを鳴らし合って、それぞれに散っていった。


たまにこんな愉快な事があるからこの仕事はおもしろい。

で、標的の車中の人が誰だったかというと、韓国の某アイドルグループだったようです。
名前を聞いてもわかりませんでした・・興味ないし。


いまごろだけど金環日食のことです。
金環日食にはあまり興味がなかったので、専用の「日食グラス」なるものも買ってるわけがなく、それでもその日が日食の日だということは知っていた。

その日は仕事が休みだったので、7時ごろに目がさめると、そういえば・・と思いカーテンを開け空を見上げた。あいにくの曇り空だったが、雲のすきまからまぶしい太陽が顔をだしていた。いつもよりやや強めの太陽の光を目を細めながら見てみると、太陽の右斜め上の方が、なんとなく欠けているような気がしたが、まだ時間もはやいし気のせいだろうと、またカーテンを閉め寝てしまった。

ぼくのほんの少しの金環日食の知識は、7時半ごろに金環が見れるということだけで、それも、その時間にいきなり月が太陽に重なりリング状になる、と思っていた・・なんという知識力。

あの時間にぼくが見た太陽は日食の始まりだったんだねー。よく見ておけばよかった、と今さらながら激しく後悔。でも肉眼だったので、あのまま見つづけてたら確実に目を傷めていたことだろう。

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